熱中症を防ぐには？
熱中症とはどういうものなのかを学び、対策をしっかりと身につけておきましょう！！
症状が重くなると命にかかわる場合も！
【熱中症とは】
高い気温と湿度に加え、無風状態や強い直射日光が原因で起こる熱中症。
汗をかき過ぎて、水分や塩分などが不足すると、体温調節がうまくできなくなり、体に熱がこもってなってしまいます。
【こんな症状が出たら要注意！】
熱中症の代表的な症状には、めまいや立ちくらみ、足がつる、いくら拭いても汗がでてくる、頭痛、吐き気、強い倦怠感などがあります。
また、立ち上がれない、息が荒くなる、手足がしびれる、動悸、筋肉痛、下痢など、熱中症による体調不良の症状は人によってさまざまです
【熱中症を防ぐには】
＜水分補給＞ 蒸し暑い日には、のどが渇く前に水分や塩分などを小まめに補給しましょう
＜直射日光＞ 屋外では帽子をかぶるか、日傘を差して直射日光に当たりすぎるのを防ぎます
＜汗をかく習慣＞ 涼しい時間帯を選んでウオーキングなどの運動を行い、汗をかくことに体を慣らしておくことも効果的
年配の方は若い人よりも暑さやのどの渇きを感じにくく、水分補給が遅れて、気付かぬうちに脱水状態になることがあります
次第に汗をかきにくくなり、体温調節の機能が低下して、熱中症になってしまうのです
またトイレが面倒だからと水分補給を控えたりしがちです
室内に居ても熱中症にはなるので注意が必要です！！
【熱中症になってしまったら？】
早めの処置が何よりも重要です！！
1.日陰や涼しい部屋に移動、横になります
2.脚は少し高く上げ、衣服を緩め、靴下は脱ぐ
3.氷のうやぬれタオルで体を冷やしたりします。首筋やわきの下、脚の付け根の前面など、太い静脈が体表近くにあるところが効果的です！
4.水分や塩分を少しずつとります。この際、自分で飲むことがポイントです
介助する場合は無理に飲ませてはいけません。むせて肺に水が入ると肺炎を起こす危険性があるからです
5.症状が改善しない場合は、医療機関で治療を受けてください
まずはならないように気を付けましょう！！
また熱中症の人を見かけたら上記の処置をしてあげてくださいね
