自律神経について
2021年09月02日
自律神経という言葉は聞いたことがあると思います。
自分で意識しなくてもちゃんと呼吸をしたり心臓を動かしたり食べたものを消化したりしてくれる身体の機能です。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」という2つの働きがあります。
「交感神経」は脈を早くしたり筋肉を緊張させたり身体をがんばる状態にします。
「副交感神経」は逆に脈をゆっくりにしたり筋肉を緩めたり身体をリラックスの状態にします。
この2つの働きがバランスをとって身体はちょうどよい状態に成り立っているのです。
でも、生活習慣などが乱れて睡眠時間が短くなったり、つい食べ過ぎたりしてストレスがかかると自律神経が不調になることがあります。
年齢を重ねるにつれて自律神経が不調になることも増えてくる場合が多いです。
すると「食欲がない」「眠れない」「のぼせる」「疲れがとれない」など何となく体調がおかしい…という症状として現れます。
それは胃腸など内臓自体のせいではなく、それをコントロールしている自律神経が不調になるからなのです。
自律神経を健やかに保つには、規則正しい生活を心がけて毎日少しずつでも身体を動かす習慣をつけてみましょう。